仲の良い先輩
私には仲の良い一つ上の先輩がいる。
先輩と私は小、中、高と同じ学校であり、中、高では同じ部活だった。高校を卒業した今でも2,3ヵ月に一度は遊びに行き、当時と同じ関係性を保っている。
そんな先輩に対して一つだけ不満に思っていることがある。
こいつ全く奢んねぇのよ
いやほら「奢り」って後輩から催促するのなんとなくタブーな感じがあるじゃん?だからジーっと待っていたら7年が経過しました。庭に植えた柿の木はもうすぐ実をつけそうです。
ついに痺れを切らしたので、遊んだ帰り道に理由を問い詰めました。
ざわ「なんで奢ってくれないんですか?」
先輩「俺らってもう友達だろ?」
調子いいこと言ってんじゃねぇよタコ
こっちはいつまでも敬語使ってるし、電車の時間調べるし、ドリンクバーも取りに行ってるわ 後輩力なめんなよ
ざわ「後輩には基本奢んないんですか?」
先輩「いや専門の後輩にはバリバリ奢ってる」
謎ルール作んなやカスが
俺とその専門の後輩何が違うんだよ 俺のほうが仲良いし、先輩の性格だって分かってるし、歴代彼女の悪口だって知ってるんだからな。 先輩のことならなんだって知ってんだから
先輩「ここまで来たら奢んない方が面白くない?」
奢る奢らないに面白さはない
あと7000円貸して7ヵ月帰ってこなかったの今でも根に持ってるからな
先輩「小池(先輩の友人)にもスケットダンスの32巻も返してないしな」
32巻は最終巻だから早く返してあげて
小池さん一生結末わかんないから
その日の帰り道
先輩「今度専門のミスコンで最終候補まで行ったこと飲み会やるけどお前も来る?」
私は先輩に一生ついていく
祝!開設
今日ここをもって、ブログを開設することになりました
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