【検証】迷惑メールで当選したお金を集めたらプライベートジェットは買えるのか？

皆さん一度は思ったことがありますよね？

僕は努力もせずにお金持ちになりたいと、毎日思っています。

そんな僕のもとへ一通のメールが

 えっ？？？？？

 急に？？？？？

やったーーーーーーーー！！！！！！！

神は存在した。

とりあえず肉を食べよう。いっぱい食べよう。”上”と名の付くメニュー全部頼もう。

でも

なんで？？？？？

冷静に考えると、300万という大金を貰える心当たりが一切ない。メールにはお金の受け取り方も明記されてないし、口座番号も教えた覚えなどない。

なにか　妙だな…

これ迷惑メールじゃん

迷惑メールの「三種の神器」がそろっている時点で気づくべきでした。

300万円が貰えないショックにより大学を中退し、ブラック企業で馬車馬のように働き搾取されるだけの人生を歩むことがたった今決定しました。が…

もし、迷惑メールで当選したお金が実際に貰えたら

めちゃくちゃなお金持ちになれるのでは？

完全に「もしも」の話ですが、お金持ちになるという夢がメールを開封するだけで味わえるのなら、やらない手はありません。

そして、「お金持ち」を名乗るには、こいつを持っているべきでしょう。

そう、「プライベートジェット」です。お金持ちが全員持ってるやつですね。

値段を調べた中で、最も高価だったプライベートジェット「ボーイング 747-8 インターコンチネンタル」はお値段なんと430億円

もうホテルじゃん

今回はこの最高級プライベートジェット（430憶円）を迷惑メールのみで購入できるのか検証していきます。

検証のルールはこちら

まずはスマートフォンに大量に溜まった「メール」から調べていきます。

足利家からの救済で幕を開けましたが、明確な金額が明記されていないので今回はノーカウント

その後もLINEアカウントとApple IDがたびたびロックされていますが、いまだに金銭を受け取れそうなメールは届いてな

27億

急に27億円

LOTO 6 13回当てても届かない27億円を何もしてないのに貰えました。この調子でいきましょう

25億

調査開始数分で52億を獲得

今度から自販機の小銭はとらないようにします。

幸先よく50憶円を獲得したのですが、

こんな感じの男心をくすぐるタイトルがつけらてるものを度々見かけます。

そういうタイプのやつに混じってこんなメールがとどいたんですが…

これはそういう迷惑メールなんですかね？

前半部分は確実にエロいですけど後半の

この部分でレーサー向けのメルマガの可能性が出てきてしまったんですが、どっちなんでしょうか？

レーサー向けのメルマガでした。

その後も個性的なメールがバンバン送られてきます。

全部自分が悪い主婦の借金体験談や

どう考えても指輪の絵文字が邪魔なメールなど、送り手側の気持ちが全く読み取れないものばかり。

完全に途方に暮れていると

まさかのフィーバータイムに突入

湯水のごとく僕の口座に大金が振り込まれていき、このあたりから検証終了するまでずっと笑顔でした。　お金　最高！

翌年の税金の支払いを気にし出したところで「メール」での迷惑メールの開封が終了。

当選した金額を計算するとなんと150億円を突破！かなり順調なペースです。

しかし、最高級プライベートジェット 「ボーイング747」を買うためには後半のスパートが必須。

続いてはメッセージを開封していきます。

メールとは違いメッセージは届く数が少ないものの、ほぼ全てが迷惑メール。

期待を膨らませながら開封していきましょう！

早速、 5億7000万円という大金が当たりました。

が、正直

物足りない…

もう20億を超えてこないと感動はありません。

こんなとこで金銭感覚が狂うのは完全に想定外。

200万円はもう「適当にそこらへん置いといて」くらいのレベル

300万円ではしゃいでいた僕ははるか彼方に消え去りました。　お金　怖い…　

しかも、このメールを境に当たり（迷惑メール）が完全にストップ。

5か月間全くお金は当選せず、届くのは

「ETCカードの有効期限についての重要なお知らせ」ばかり、マイカーを持つ家庭が年々減っていく中、良いチャレンジですね

 そして、5か月間止まっていた当たりは、

10〜11月に爆発

二度目のフィーバータイム突入

一月で53憶円を稼ぎ出し、ETCタイムを見事に帳消しに。

このまま一気にプライベートジェットまで行ってしまいましょう。

今までも少し変わった迷惑メールが届いていたのですが、ここからはなぜか「ストーリー仕立て」のメールが届くようになりました。

その一例がこちら

過去の僕を知る人物から説教を食らいます。文脈から見る限り、昔の僕はお金持ちだったのかもしれません

続いてのメールでは僕が「施設に入っている」、「それなりの年齢である」この2点が判明。送ってくる人物とはかなり親交があったのか…？

3回目のメールで二度目の説教と自分の死期が近いことを知り、この物語は幕を閉じました。

これらの一連の流れはなんともミステリアスな雰囲気を醸し出しており、自分の死期と送り主は結局分からないままでした。

凄い良い

迷惑メールを開封していてこんな気持ちになるとは思ってもみませんでした。すべてを語らず、読み手に考えさせる。これこそが迷惑メールの神髄なのかもしれません。

その翌日、また新たにストーリー仕立てのメールが届きました。

文面から察するに送り手は彼女のようです。

僕がデートに遅刻してしまったらしい。怒っている気がしますが、それすらも愛おしいですね。

続いてのメールで僕と彼女の関係がより深く知れるはず

どんなメールが来るのでしょうか？

嘘をつくな

完全にボケに来てるだろこれは。

さっきまでの考えさせる風潮どこ行ったんだよ。

「メッセージ」の開封もいよいよラストスパート。

より意味の分からない迷惑メールが大集合。

急に裁判になったり

意味不明な図形のみが送られてきたり

突然の連絡で「ばかこ」呼ばわりされるなど散々なものばかり。

それでも、もうおなじみスーパー大富豪「住友篤子」から48億円の救済金を獲得。

これですべての開封が終了しました！

手応え的にはかなりイイ線行ってる気がします。

なんとか届いてくれ！

果たしてプライベートジェットは購入できるのか？

約一年間でスマートフォンに届いた1113件の迷惑メールのうち、お金を受け取ることのできる内容の迷惑メールは28件

その合計金額は…　　　313憶2072万円

残念ながら、最高級プライベートジェット「ボーイング　747」を購入できる430億円には惜しくも届かず。

 「メール」と「メッセージ」の件数と金額の内訳はこんな感じになりました。

「メール」　

 「メッセージ」

お金を受け取ることのできる内容の迷惑メールは全体の3％にも満たず、代わりに「メルカリ」や「amazon」「Apple」などを装ったメールが大量に届きました。送ってくる側も一応「旬」を考えてるようです。

金銭を受け取れるメールもアドレスは違えど内容（金額）や文面が似ていることも多く、同一の業者が送っている可能性が高いです。返信などはくれぐれもお控えください。

そもそも、なぜここまで迷惑メールが届くのかというと僕自身、面白半分で迷惑メールのURLを押しまくっていた時期があり、当時は1年で6000件以上の迷惑メールが届いていました。そのせいで、今でも一日に数件送られてくるのでクリックするのはマジでやめましょう。

それでは最後に、この検証を通じて1番意味のわからなかった迷惑メールの一節でお別れしましょう